SSL工法について

高強度、高耐久性
ステンレスセグメントを使って老朽管を改築します。

工法詳細

地下構造物の基本材料は無機材質、すなわち鉄とコンクリートであるという理念に基づき開発された工法です。
管径800mmから3,000mmまでの大口径管改築工事が可能です。

  • 高品質のステンレス特殊鋼鈑SUS316L(JIS G4305)を使用し、極めて安定した環境に やさしい素材(材料変更可)。
  • 対象管径はφ800mm~φ3,000mm(φ800mm以下、φ3,000mm以上別途対応・任意の形状に対応)。
  • 硫酸、硫化水素にも非常に高い抵抗性をもつ素材。
  • セグメントは人孔から入るサイズなので人孔の斜壁を撤去する必要はありません。
  • 特殊な施工機械は必要ありません。管内でセグメントを円周方向に組み立てます。
  • このセグメントの固定方法により管勾配のたるみ及び蛇行を調整修復出来ます。
  • 裏込め覆工はセグメントリングにもうけられた注入孔からセメント系注入材を裏込め注入します。
  • SSL工法は部分的な施工も可能です。
  • SSL工法の材料はリサイクル率が100%です。
ステンレスセグメント

(ステンレスセグメント)

 

図解

図解

更生管挿入工

更生管挿入工

施工順序

  1. 洗浄
  2. 管内調査工
  3. 通過試験工
  4. セグメント搬入工
  5. セグメントライニング工
  6. セグメント調整固定工
  7. 裏込め注入工
  8. 管口仕上げ工